2.1節 触媒1型の攻略法
本型は触媒1の種類により4つに分かれ、それぞれの固定項と変動項は以下の通り。3種類の固定項が無ければ、次の数式型の攻略法へ進む。
(触媒については本節最後の<豆知識>を参照。)
変動項の詳細を調べる為に、巻末に載せた<付録>「テンパズル数式の数式型別一覧(千ページ毎)」より触媒1型の全数式を千ページ別に纏める。
2.1.1 触媒1型の攻略法
上図から触媒1型の変動項を調べる。
ⅰ) 触媒1(1ケ)型
数字の1を固定。残り3数字の変動項には以下の5種類の演算式が存在する。
2*f(5)型
5*f(2)型
加減型
2数除算型
2数乗算型
実は、3数字でテンパズルで10となる数式は下図に示す「0千ページのテンパズル数式」と同じである。3数字のテンパズル数式の追及は容易であり、又この先でも基本となるのでしっかりとマスターしておく必要がある。
ⅱ) 触媒1(2ケ)型
2つの数字の1を固定。残り2数字の変動項には2種類の演算式が存在する。
加減型
2数乗算型
上図の白抜きの数式6種類のみであり、容易に追及できる。
ⅲ) 減算触媒1型
2数字で10となるg(10)を固定。残り2数字の変動項は2数字の差が1であり容易に追及できる。
g(10)=(1+9),(2+8),(3+7),(4+6),(5+5)
(2*5) のみ
ⅳ) 除算触媒1型
2数字で10となるg(10)を固定。残り2数字の変動項は2数字の商が1であり、容易に追及できる。
g(10)=(1+9),(2+8),(3+7),(4+6),(5+5)
(2*5) のみ
以上より触媒1型の攻略法を纏める。
2.1.2 触媒1型が複数ある固有数字
ⅰ) 触媒1(1ケ)型
変動項となる0千ページの固有数字で2数乗算型(0*n型)以外のテンパズル数式が複数ある場合、
例えば:2*2+6と2*6-2、
8+4-2と8+4/2、
5*(5-3)と3*5-5、
は触媒1型が複数あることになる。しかし、3数字のテンパズル数式は容易に追及できるので複数ある固有数字を丸暗記する必要はない。
ⅱ) 触媒1(2ケ)型
変動項の2数字で10となる数式は1種類しかないので複数の触媒1(2ケ)型は存在しない。
ⅲ) 減算触媒1型
変動項の2数字の差が1の数式は1種類しかないので複数の減算触媒1型は存在しない。
ⅳ) 除算触媒1型
変動項の2数字の商が1の数式は1種類しかないので複数の除算触媒1型は存在しない。
2.1.1と2.1.2を合わせて触媒1型の攻略法を纏める
―――――――――――触媒1型の攻略法――――――――――――――――
ⅰ) 触媒1(1ケ)型
数字の1を除く3数字が0千ページのテンパズル数式(但し、0*n型は除く)。
二つの数式がある固有数字に注意が必要。
ⅱ) 触媒1(2ケ)型
2ヶの数字の1を除く2数字がテンパズル数式。複数数式の固有数字は無い。
ⅲ) 減算触媒1型
2数字で10となるg(10)を除く2数字の差が1。複数数式の固有数字は無い。
ⅳ) 除算触媒1型
2数字で10となるg(10)を除く2数字の商が1。複数数式の固有数字は無い。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
注1) <除算触媒1型の拡張> 2.2節 加減型の攻略法参照
除算触媒1型の固有数字は加減型(減算触媒0型でもある)のテンパズル数式でもある。
除算触媒1型:g(10)*(a/b=1)→加減型:g(10)+(a-b=0)(減算触媒0型)
注2) <減算/除算触媒1型の拡張> 2.8節 3数除算型5+f(5)参照
減算触媒1型や除算触媒1型を追及中に同じ固有数字で二つのg(10)を見つけることが有る。一つは2*5、二つ目は(5+5)~(9+1)で、これをダブル10と呼び3数除算型5+f(5)のテンパズル数式でもある。
5+(5+5)/2=10~5+(9+1)/2=10
<豆知識>:触媒1、減算触媒1、除算触媒1とは?
下図に示す様に、コア数式のさまざまな場所に作用して実質的には同一数式であるが表記的に別数式(バリエーション数式と呼ぶ)に変化させるものを触媒と呼び、触媒1系には触媒1と減算触媒1、除算触媒1の3種類がある。
テンパズル攻略法ではこのバリエーション数式も別数式として追及するのは煩雑であるのでテンパズル攻略法ではコア数式のみを1種類として追及の対象とする。
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(触媒については本節最後の<豆知識>を参照。)
変動項の詳細を調べる為に、巻末に載せた<付録>「テンパズル数式の数式型別一覧(千ページ毎)」より触媒1型の全数式を千ページ別に纏める。
2.1.1 触媒1型の攻略法
上図から触媒1型の変動項を調べる。
ⅰ) 触媒1(1ケ)型
数字の1を固定。残り3数字の変動項には以下の5種類の演算式が存在する。
2*f(5)型
5*f(2)型
加減型
2数除算型
2数乗算型
実は、3数字でテンパズルで10となる数式は下図に示す「0千ページのテンパズル数式」と同じである。3数字のテンパズル数式の追及は容易であり、又この先でも基本となるのでしっかりとマスターしておく必要がある。
ⅱ) 触媒1(2ケ)型
2つの数字の1を固定。残り2数字の変動項には2種類の演算式が存在する。
加減型
2数乗算型
上図の白抜きの数式6種類のみであり、容易に追及できる。
ⅲ) 減算触媒1型
2数字で10となるg(10)を固定。残り2数字の変動項は2数字の差が1であり容易に追及できる。
g(10)=(1+9),(2+8),(3+7),(4+6),(5+5)
(2*5) のみ
ⅳ) 除算触媒1型
2数字で10となるg(10)を固定。残り2数字の変動項は2数字の商が1であり、容易に追及できる。
g(10)=(1+9),(2+8),(3+7),(4+6),(5+5)
(2*5) のみ
以上より触媒1型の攻略法を纏める。
2.1.2 触媒1型が複数ある固有数字
ⅰ) 触媒1(1ケ)型
変動項となる0千ページの固有数字で2数乗算型(0*n型)以外のテンパズル数式が複数ある場合、
例えば:2*2+6と2*6-2、
8+4-2と8+4/2、
5*(5-3)と3*5-5、
は触媒1型が複数あることになる。しかし、3数字のテンパズル数式は容易に追及できるので複数ある固有数字を丸暗記する必要はない。
ⅱ) 触媒1(2ケ)型
変動項の2数字で10となる数式は1種類しかないので複数の触媒1(2ケ)型は存在しない。
ⅲ) 減算触媒1型
変動項の2数字の差が1の数式は1種類しかないので複数の減算触媒1型は存在しない。
ⅳ) 除算触媒1型
変動項の2数字の商が1の数式は1種類しかないので複数の除算触媒1型は存在しない。
2.1.1と2.1.2を合わせて触媒1型の攻略法を纏める
―――――――――――触媒1型の攻略法――――――――――――――――
ⅰ) 触媒1(1ケ)型
数字の1を除く3数字が0千ページのテンパズル数式(但し、0*n型は除く)。
二つの数式がある固有数字に注意が必要。
ⅱ) 触媒1(2ケ)型
2ヶの数字の1を除く2数字がテンパズル数式。複数数式の固有数字は無い。
ⅲ) 減算触媒1型
2数字で10となるg(10)を除く2数字の差が1。複数数式の固有数字は無い。
ⅳ) 除算触媒1型
2数字で10となるg(10)を除く2数字の商が1。複数数式の固有数字は無い。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
注1) <除算触媒1型の拡張> 2.2節 加減型の攻略法参照
除算触媒1型の固有数字は加減型(減算触媒0型でもある)のテンパズル数式でもある。
除算触媒1型:g(10)*(a/b=1)→加減型:g(10)+(a-b=0)(減算触媒0型)
注2) <減算/除算触媒1型の拡張> 2.8節 3数除算型5+f(5)参照
減算触媒1型や除算触媒1型を追及中に同じ固有数字で二つのg(10)を見つけることが有る。一つは2*5、二つ目は(5+5)~(9+1)で、これをダブル10と呼び3数除算型5+f(5)のテンパズル数式でもある。
5+(5+5)/2=10~5+(9+1)/2=10
<豆知識>:触媒1、減算触媒1、除算触媒1とは?
下図に示す様に、コア数式のさまざまな場所に作用して実質的には同一数式であるが表記的に別数式(バリエーション数式と呼ぶ)に変化させるものを触媒と呼び、触媒1系には触媒1と減算触媒1、除算触媒1の3種類がある。
テンパズル攻略法ではこのバリエーション数式も別数式として追及するのは煩雑であるのでテンパズル攻略法ではコア数式のみを1種類として追及の対象とする。
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