3.4節 3千ページの攻略法
3.4.0 3千ページの数式型別テンパズル数式
巻末の<付録>テンパズル数式の数式型別一覧(3千ページ)に示す3千ページのテンパズル数式の全てを数式型別に以下に纏める。
3千ページのテンパズル数式は数字の2が無いので2*f(5)型は存在せず、それ以外の9種類の数式型が存在する。第3章で述べた様にテンパズル数式は201種、固有数字当たり平均2.5種類、最大6種類のテンパズル数式を持つ固有数字もあるので、以下に示す順番でテンパズル数式を地道に追及して行くしかない。
3.4.1 非・テンパズル固有数字
3千ページの非・テンパズル固有数字は以下の5種類。
尚、本節の最後に記した<豆知識>も参照。
3.4.2 減算触媒1型と除算触媒1型
10となる2数字があり、残り2数字の減算又は除算が1となればテンパズル数式で あり容易に攻略できる。
本型の複数のテンパズル数式を持つ固有数字は存在しない。
尚、除算触媒1型の固有数字は、残り2数字は同じなのでその差は0となり、加減型(減算触媒0型でもある)のテン パズル数式にもなる。従って加減型の追及を先行して実施したことになる。
3.4.3 加減型
(上位1,2位の加減算)と(下位3,4位の加減算)との加減算で10となればテンパズル数式であり容易に攻略できる。
本型の複数のテンパズル数式を持つ固有数字は存在しない。
尚、除算触媒1型で先行して追及された固有数字の場合は本追及をパスできる。
3.4.4 5*f(2)型
数字の5があり、残り3数字の
・(上位1,2位の減算)と(3位の数字)との加減算で2となれば
・(整数となる2数除算)と(残り1数字)との減算で2となれば
・(10以下の2数乗算)と(残り1数字)との減算で2となれば
・3数除算の
残り3数字が同一か等差数列で2となれば
分子の6となる2数減算があり、対応する分母の3で2となれば
分子となる4,6,8があり、対応する分母の2,3,4となる
2数減除算で2となれば
テンパズル数式である。
3千ページでは2つ、3つのテンパズル数式を持つ固有数字が6種類あるので3つ見つけるまでは追及を終えられない。
<小休止>以下の固有数字の2つ、3つの5*f(2)型の数式を挙げよ 。
「3335」 「3455」 「3456」 「3566」 「3569」 「3578」
<小休止の答え>
3.4.5 g(2)*g(5)型
2数字の加減算のg(5)を見落とさず変動項のg(2)は(a-b)、(a/b)なので確実に手順を踏めば、この追及は容易である。
3千ページでは複数のテンパズル数式を持つ固有数字は無いので1つ見つければ追及を終えられる。
3.4.6 2数除算型
整数となる2数字の除算があり、残り2数字の加算、乗算との加減算で10となればテンパズル数式であり容易に攻略できる。
3千ページでは複数のテンパズル数式を持つ固有数字は4種あるので2つ見つけるまでは追及を続ける必要がある。
<小休止>以下の固有数字の2つの2数除算式を挙げよ。
「3356」 「3446」 「3448」 「3666」
<小休止の答え>
3.4.7 2数乗算型
3千ページの2数乗算型は2千ページと同じくa*b≦28が追及の対象となりg(ab)は加算、 減算、乗算がある。
3.4.8 3数除算型
3千ページの3数除算型では、暗記対応するd≦5からスタートする。d≦5のテンパズル数式は以下の3数式がある。
5+(8+7)/3・・・ダブル15=(3*5)と(8+7)
5+(9+6)/3・・・ダブル15=(3*5)と(9+6)
4+(9+9)/3・・・4か3分の(9+9)
この3数式は5か3分の15、4か3分の18なので35百、34百ページに存在する。
3千ページではこの3数式に注意した後にd=9,8,7,6の攻略に集中すれば良い。
dを除い た3数字で、dに対応したf(10-d)が実現できるか追及する。
3.4.9 3数乗算型
3千ページには数字の1,2は存在しないのでd=1,2の3数乗算式は存在しない。又c=2も無いので2*g(n)型の2積が無くなりテンパズル数式は大幅に減少する。
又、dが+になるのはf(2*3)+4のみであり、それ以外は全て-dである。
dに対応した全ての2積を残り3数字で実現できるかを追及して行くので地道な作 業になる。
3千ページ では一つの固有数字が持つテンパズル数式は最大2種類なので二つ見つければ追及を終了できる。
3.4.10 10n/n型
3千ページの10n/n型(2数乗算)のテンパズル数式は多くあるので手順1(1st*2nd)、手順2(1st*3rd)、手順3(2nd*3rd)の順番で九九の呪文と変形九九の呪文を唱えるしかない。
3千ページの10n/n型は1種類しかないので一つ見つければ攻略を終えられる。
<小休止>
3千ページでテンパズル数式が多い固有数字は以下の通り、それぞれの全数式を述べよ。
①:「3468」、「3567」の6種類
<小休止の答え>
<豆知識>: 4異数字唯一の非・テンパズル固有数字の特徴
3千ページの非・テンパズルの固有数字に<3478>がある。非・テンパズルになり難くい固有数字に4異数字が有るが、この<3478>は4異数字の中で唯一の非・テンパズル固有数字である。
しかし、整数にならない分数を許すなら、この<3478>はテンパズル数式になる。そのテンパズル数式は何か?
答えは第1編のおさらい(その9) 非・‘上り10’の特徴を参照。
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巻末の<付録>テンパズル数式の数式型別一覧(3千ページ)に示す3千ページのテンパズル数式の全てを数式型別に以下に纏める。
3千ページのテンパズル数式は数字の2が無いので2*f(5)型は存在せず、それ以外の9種類の数式型が存在する。第3章で述べた様にテンパズル数式は201種、固有数字当たり平均2.5種類、最大6種類のテンパズル数式を持つ固有数字もあるので、以下に示す順番でテンパズル数式を地道に追及して行くしかない。
3.4.1 非・テンパズル固有数字
3千ページの非・テンパズル固有数字は以下の5種類。
尚、本節の最後に記した<豆知識>も参照。
3.4.2 減算触媒1型と除算触媒1型
10となる2数字があり、残り2数字の減算又は除算が1となればテンパズル数式で あり容易に攻略できる。
本型の複数のテンパズル数式を持つ固有数字は存在しない。
尚、除算触媒1型の固有数字は、残り2数字は同じなのでその差は0となり、加減型(減算触媒0型でもある)のテン パズル数式にもなる。従って加減型の追及を先行して実施したことになる。
3.4.3 加減型
(上位1,2位の加減算)と(下位3,4位の加減算)との加減算で10となればテンパズル数式であり容易に攻略できる。
本型の複数のテンパズル数式を持つ固有数字は存在しない。
尚、除算触媒1型で先行して追及された固有数字の場合は本追及をパスできる。
3.4.4 5*f(2)型
数字の5があり、残り3数字の
・(上位1,2位の減算)と(3位の数字)との加減算で2となれば
・(整数となる2数除算)と(残り1数字)との減算で2となれば
・(10以下の2数乗算)と(残り1数字)との減算で2となれば
・3数除算の
残り3数字が同一か等差数列で2となれば
分子の6となる2数減算があり、対応する分母の3で2となれば
分子となる4,6,8があり、対応する分母の2,3,4となる
2数減除算で2となれば
テンパズル数式である。
3千ページでは2つ、3つのテンパズル数式を持つ固有数字が6種類あるので3つ見つけるまでは追及を終えられない。
<小休止>以下の固有数字の2つ、3つの5*f(2)型の数式を挙げよ 。
「3335」 「3455」 「3456」 「3566」 「3569」 「3578」
<小休止の答え>
3.4.5 g(2)*g(5)型
2数字の加減算のg(5)を見落とさず変動項のg(2)は(a-b)、(a/b)なので確実に手順を踏めば、この追及は容易である。
3千ページでは複数のテンパズル数式を持つ固有数字は無いので1つ見つければ追及を終えられる。
3.4.6 2数除算型
整数となる2数字の除算があり、残り2数字の加算、乗算との加減算で10となればテンパズル数式であり容易に攻略できる。
3千ページでは複数のテンパズル数式を持つ固有数字は4種あるので2つ見つけるまでは追及を続ける必要がある。
<小休止>以下の固有数字の2つの2数除算式を挙げよ。
「3356」 「3446」 「3448」 「3666」
<小休止の答え>
3.4.7 2数乗算型
3千ページの2数乗算型は2千ページと同じくa*b≦28が追及の対象となりg(ab)は加算、 減算、乗算がある。
3.4.8 3数除算型
3千ページの3数除算型では、暗記対応するd≦5からスタートする。d≦5のテンパズル数式は以下の3数式がある。
5+(8+7)/3・・・ダブル15=(3*5)と(8+7)
5+(9+6)/3・・・ダブル15=(3*5)と(9+6)
4+(9+9)/3・・・4か3分の(9+9)
この3数式は5か3分の15、4か3分の18なので35百、34百ページに存在する。
3千ページではこの3数式に注意した後にd=9,8,7,6の攻略に集中すれば良い。
dを除い た3数字で、dに対応したf(10-d)が実現できるか追及する。
3.4.9 3数乗算型
3千ページには数字の1,2は存在しないのでd=1,2の3数乗算式は存在しない。又c=2も無いので2*g(n)型の2積が無くなりテンパズル数式は大幅に減少する。
又、dが+になるのはf(2*3)+4のみであり、それ以外は全て-dである。
dに対応した全ての2積を残り3数字で実現できるかを追及して行くので地道な作 業になる。
3千ページ では一つの固有数字が持つテンパズル数式は最大2種類なので二つ見つければ追及を終了できる。
3.4.10 10n/n型
3千ページの10n/n型(2数乗算)のテンパズル数式は多くあるので手順1(1st*2nd)、手順2(1st*3rd)、手順3(2nd*3rd)の順番で九九の呪文と変形九九の呪文を唱えるしかない。
3千ページの10n/n型は1種類しかないので一つ見つければ攻略を終えられる。
<小休止>
3千ページでテンパズル数式が多い固有数字は以下の通り、それぞれの全数式を述べよ。
①:「3468」、「3567」の6種類
<小休止の答え>
<豆知識>: 4異数字唯一の非・テンパズル固有数字の特徴
3千ページの非・テンパズルの固有数字に<3478>がある。非・テンパズルになり難くい固有数字に4異数字が有るが、この<3478>は4異数字の中で唯一の非・テンパズル固有数字である。
しかし、整数にならない分数を許すなら、この<3478>はテンパズル数式になる。そのテンパズル数式は何か?
答えは第1編のおさらい(その9) 非・‘上り10’の特徴を参照。
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