<プロローグ-1> ナンバープレートゲームとは
<プロローグ-1> ナンバープレートゲームとは
ナンバープレートゲームとは、「自動車のナンバープレートの4つの数字に対して数
学の4つの記号(+、-、*、÷)を加えて10となる数式を早く見つけた者が勝ち」
と言うゲームである。
注)このブログではナンバープレートゲームと名付けているが、この他にテンパズル
(ten puzzle)やメイクテン(make ten)とも呼ばれている。
上図のナンバープレートは富士山の標高「3776m」と同じ数字の富士山ナンバー
プレートである。この四桁数字n(3776)は
3+(7÷7)+6=3+1+6=10
(3+7)×(7-6)=10×1=10
と、四則演算した結果で拾(10)となる数式が存在するので‘上り10’の四桁数字
である。
ナンバープレートゲームの試行として以下の四桁数字が‘上り10’となる数式を持
つか検討してみよう。
① n(0289)
② n(1234)
③ n(4556)
④ n(8888)
⑤ n(6988)
⑦ n(1889)
⑧ n(0348)
⑨ n(2257)
答えは以下の通り。
① n(0289) 2×9-8+0=18-8=10
(8+2)+0×9=10+0=10
② n(1234) 4+3+2+1=10
2×4+3-1=8+2=10
(3-1)×4+2=2×4+2=8+2=10
(2×3+4)×1=(6+4)×1=10×1=10
(3×4-2)×1=(12-2)×1=10×1=10
③ n(4556) 5×6-5×4=5×(6-4)=5×2=10
(6+4)+(5-5)=10-0=10
(6+4)×(5÷5)=10×1=10
④ n(8888) 8+(8+8)÷8=8+2=10
⑤ n(6988) 8×8-6×9=64-54=10
(8-6)×9-8=2×9-8=18-8=10
⑦ n(1889) (9+8-8)×1=10×1=10
(9×9-1)÷8=(81-1)÷8=80÷8=10
⑧ n(0348) 無
⑨ n(2257) 無
この様に‘上り10’となる数式を多く持つものと持たないものがあり、数式もばら
ばらで一様には攻略できない。これを如何に早く攻略するかを追及したものが
本編である。
本編の「第3編 新ナンバープレートゲーム攻略法」は2011年8月23日~20
12年1月20日に綴った第1編 「四桁数字の遊び ‘四則で拾’」と2012
年11月7日~2013年3月27日に綴った第2編 「ナンバープレートゲーム攻略
法」の続編である。
第1篇は、自動車のナンバープレート等にある4つの数字を使って四則演算した結果
が拾(10)になるかどうか、拾になる場合は幾つの数式が存在するかを求めた。第2
編は与えられた4つの数字から如何にして‘上り10’の数式を求めるかについて述べ
ている。本篇は第2編を更に見直したものである。
第1篇がナンバープレートゲームの解答集であるのに対し、第2編と本篇は解答を
追究する為の攻略集である。
第3編 新ナンバープレートゲーム攻略法 -目次- はこちらからジャンプ出来ます。
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ナンバープレートゲームとは、「自動車のナンバープレートの4つの数字に対して数
学の4つの記号(+、-、*、÷)を加えて10となる数式を早く見つけた者が勝ち」
と言うゲームである。
注)このブログではナンバープレートゲームと名付けているが、この他にテンパズル
(ten puzzle)やメイクテン(make ten)とも呼ばれている。
上図のナンバープレートは富士山の標高「3776m」と同じ数字の富士山ナンバー
プレートである。この四桁数字n(3776)は
3+(7÷7)+6=3+1+6=10
(3+7)×(7-6)=10×1=10
と、四則演算した結果で拾(10)となる数式が存在するので‘上り10’の四桁数字
である。
ナンバープレートゲームの試行として以下の四桁数字が‘上り10’となる数式を持
つか検討してみよう。
① n(0289)
② n(1234)
③ n(4556)
④ n(8888)
⑤ n(6988)
⑦ n(1889)
⑧ n(0348)
⑨ n(2257)
答えは以下の通り。
① n(0289) 2×9-8+0=18-8=10
(8+2)+0×9=10+0=10
② n(1234) 4+3+2+1=10
2×4+3-1=8+2=10
(3-1)×4+2=2×4+2=8+2=10
(2×3+4)×1=(6+4)×1=10×1=10
(3×4-2)×1=(12-2)×1=10×1=10
③ n(4556) 5×6-5×4=5×(6-4)=5×2=10
(6+4)+(5-5)=10-0=10
(6+4)×(5÷5)=10×1=10
④ n(8888) 8+(8+8)÷8=8+2=10
⑤ n(6988) 8×8-6×9=64-54=10
(8-6)×9-8=2×9-8=18-8=10
⑦ n(1889) (9+8-8)×1=10×1=10
(9×9-1)÷8=(81-1)÷8=80÷8=10
⑧ n(0348) 無
⑨ n(2257) 無
この様に‘上り10’となる数式を多く持つものと持たないものがあり、数式もばら
ばらで一様には攻略できない。これを如何に早く攻略するかを追及したものが
本編である。
本編の「第3編 新ナンバープレートゲーム攻略法」は2011年8月23日~20
12年1月20日に綴った第1編 「四桁数字の遊び ‘四則で拾’」と2012
年11月7日~2013年3月27日に綴った第2編 「ナンバープレートゲーム攻略
法」の続編である。
第1篇は、自動車のナンバープレート等にある4つの数字を使って四則演算した結果
が拾(10)になるかどうか、拾になる場合は幾つの数式が存在するかを求めた。第2
編は与えられた4つの数字から如何にして‘上り10’の数式を求めるかについて述べ
ている。本篇は第2編を更に見直したものである。
第1篇がナンバープレートゲームの解答集であるのに対し、第2編と本篇は解答を
追究する為の攻略集である。
第3編 新ナンバープレートゲーム攻略法 -目次- はこちらからジャンプ出来ます。
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